書評: オニールの成長株発掘法【投資本レビュー#1】

投資本レビュー

※本記事には広告(PR)を含みます。

みなさん、投資の勉強って何から始めましたか?

今日から新シリーズ「投資本レビュー」を始めます。私が読んで「これは初心者の役に立つ!」と思った本を、要点と正直な感想でレビューしていく企画です。記念すべき1冊目は、ウィリアム・オニールの『オニールの成長株発掘法』。実はこの本、当ブログで実績公開中のAI自動売買戦略の考え方の土台になった一冊でもあります!!

どんな本?

著者のオニールは米国の著名な投資家で、投資新聞Investor’s Business Dailyの創業者。この本は、過去100年以上の「大化けした銘柄」を徹底的に調べて、上がる前に共通していた特徴を7つの条件にまとめた本です。頭文字をとって「CAN-SLIM(キャン・スリム)」と呼ばれます。

頭文字 ざっくり言うと
C 直近の四半期利益が大きく伸びている
A 年間の利益も数年伸び続けている
N 新製品・新サービス・新高値など「新しい何か」がある
S 株の需給が良い(浮動株が少ない・買いが集まる)
L 業界の主導株(リーダー)である
I 機関投資家が買っている
M 市場全体が上昇トレンドにある

特に刺さった3つのポイント

①「安く買う」のではなく「強いものを正しく買う」。初心者はつい「下がった株=お買い得」と考えがちですが(私もそうでした笑)、オニールは真逆で、最高値を更新するような強い銘柄こそ買う対象だと言います。この発想の転換だけでも読む価値があります。

②損切りルールの明確さ。買値から一定割合(本では7〜8%)下がったら、理由を問わず機械的に売る。「いつか戻るはず」という祈りを捨てろ、というのがオニール流です。当ブログのAI自動売買が「21EMA割れで問答無用の全撤退」というルールにしているのは、まさにこの思想の影響です。

③市場全体(M)を無視しない。どんなに良い銘柄でも、相場全体が下落トレンドなら勝率は大きく下がる。個別銘柄ばかり見て地合いを見ない初心者(昔の私です笑)には耳が痛いポイントです。

正直、ここは難しい

  • 翻訳書特有の読みにくさがあり、ボリュームも多め。最初は2章(チャートの見方)と損切りの章だけ読むのもアリです
  • CAN-SLIMをそのまま日本の証券アプリで再現するのは大変(利益成長率などのスクリーニングに工夫が必要)
  • 短期〜中期のトレード寄りの本なので、「積立インデックスだけやりたい」人には過剰かもしれません

こんな人におすすめ

  • 個別株で成長株投資に挑戦してみたい人
  • 「なんとなく」で売買して損切りできず塩漬けにした経験がある人
  • 当ブログのAI自動売買シリーズの元ネタを知りたい人

まとめ

『オニールの成長株発掘法』は、私の投資観を「安いから買う」から「強いから買う」に変えてくれた一冊です。正直、全部を実践するのは大変ですが、損切りルールと地合いの考え方だけでも持ち帰れば、授業料として十分すぎるほど元が取れます。実際にこの思想をルール化して回している実績はAIペーパートレードのカテゴリで毎週公開しているので、「理論が実戦でどうなるか」もあわせて見てもらえると面白いと思います!!

今回レビューした本
『オニールの成長株発掘法【第4版】』(ウィリアム・J・オニール著、パンローリング)
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次回の投資本レビューもお楽しみに。

※本レビューは書籍の内容を紹介するものであり、特定の銘柄・手法の推奨ではありません。※あくまで個人の見解です。投資の判断はご自分の判断で行なってください。
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