【検証】急騰株スキャナーD3S 今週の検知20件とその後

AIペーパートレード

出来高をともなって急騰した小型株が「その後どうなったか」、気になったことはありませんか?

この記事は、筆者がAI(Claude)と共同開発した自作の急騰株スキャナー「D3S Scanner」の検知記録を、後から答え合わせする週次検証シリーズの第1回です。読み進める前に、3点だけ必ずお読みください。

  • 本記事は自作スキャナーの検知記録の事後検証です。リアルタイムのシグナル配信ではありません
  • 対象は出来高が急増した小型株が中心で、値動きが極端に荒く、初心者向きではありません
  • 特定銘柄の売買を推奨するものではありません

D3S Scannerとは

D3Sは「急騰初日からの3日間」に注目した自動検知ツールです。しくみをざっくり言うと3段階です。

  • Day1: 出来高が前日比10倍以上・株価+50%以上・PR(プレスリリース)ありなどの「カタリスト急騰日」を検知
  • Day2: 急騰後に±30%以内で値持ちしているか、希薄化(増資などで1株の価値が薄まること)のニュースが無いかを確認
  • Day3: 両日をクリアした銘柄を「継続上昇パターン候補」として自動記録

要するに「一日で終わらない急騰を、機械的に拾えるのか?」という実験です。検知も記録も自動で、人間の裁量は入れていません。

今週の検知結果(結果確定分13件)

直近7日間の検知は20件でした。うち翌日以降の結果が確定した13件がこちらです(残り7件は結果未確定のため、銘柄名は伏せます)。

検知日 銘柄 Tier 検知価格 翌日終値 2日後終値
07/13 WRAP PREMIUM $2.46 -11.0% -7.3%
07/13 GMM STRONG $4.57 -25.8% -32.8%
07/13 JZXN STRONG $2.17 -43.3% -45.2%
07/13 AGEN STRONG $6.22 -18.3% -19.4%
07/13 VEEE STRONG $28.78 +33.8% -7.6%
07/14 GMM STRONG $3.45 -11.0% -9.3%
07/14 JZXN STRONG $1.51 -21.2% -20.5%
07/14 AGEN STRONG $6.12 -18.1% -18.3%
07/14 VEEE STRONG $24.86 +7.0% +45.5%
07/14 NXTC STRONG $6.43 +3.1% -4.0%
07/15 AGEN STRONG $5.01 -0.2% -0.0%
07/15 VEEE STRONG $38.51 -6.1% +0.5%
07/15 NXTC STRONG $6.58 -6.2% -9.0%

見ての通り、今週は惨敗です!!プラスは13件中3件、翌日終値ベースの平均リターンは-9.0%。VEEEのように翌日+33.8%と跳ねた例もありますが、同じ銘柄でも検知日によって-6.1%だったりと、この領域の値動きの荒さがよく分かります。

全期間の検証統計

スキャナー稼働開始からの累計は以下の通りです(検知価格→翌営業日終値の変化率ベース)。

  • 検証可能な検知: 153件(全203件中)
  • 翌日終値がプラスだった割合: 31%(47件)
  • 平均リターン: -2.0% / 中央値: -11.0%

中央値-11.0%が示す通り、「急騰株を検知して翌日まで持つ」だけでは期待値はマイナスです。正直、現時点のD3Sは「買いのツール」ではなく「急騰株がいかに続かないかを数字で確認するツール」になっています。統計が悪い週もこのシリーズではそのまま公開します。都合の良い週だけ見せても検証になりませんからね。

今週の所感

半導体株の急落で市場全体がリスクオフに傾いた今週は、小型急騰株にも冷たい一週間でした。カタリスト付きの急騰でも、地合いが悪ければ翌日には売られる。頭では分かっていても、数字で並べると説得力が違います。

当ブログでは、より保守的な21EMAスイング戦略の自動売買も並行して検証中です(成績は【実績公開】AI自動売買シリーズで公開中)。D3Sはその対極にある「ハイリスク領域の定点観測」として、淡々と記録を続けていきます。

※本記事は事後検証であり、特定銘柄の売買推奨ではありません。急騰小型株は値動きが極端に荒く、大きな損失につながる可能性があります。

※あくまで個人の見解です。投資の判断はご自分の判断で行なってください。

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